プラスチックな恋愛
「ああリサ、君はどうしてこんなにビューティフルなのさ」
「ああダーリン、あなただって本当にグレイトだわん」あらまあ、のっけからシモの匂いがします。でもシモは青春に欠かせないのです。青春はシモです。皆が酔いつぶれている間、二人はこんなことをしていたのですね。
ジェニファーの部屋です。
「はあ、ボクもうだめだよ」リサに想いをよせるサイモンは落ち込んでいます。
「そんなに気を落とさないでったら」ジェニファーがなぐさめています。
「おいどんは…おいどんはそんなお前さんのことが…!」ジェニファーが思い切って何かをサイモンに言おうとしています。でも、サイモンに見つめられると、言えなくなってしまいました。
「ジェニー…アイウォンチュー…グフッ…グヘッ…オエ!」クリスが寝言を言っています。。
ぐがーーーーー。サイモンは酔っ払って寝てしまいました。
ジェニファーは何を伝えたかったのでしょう。見つめています。青春です。
カッカドゥルドゥーーー!朝です。サイモンはサッサと大学に行ってしまいました。ガチャ。
「おはよう、ジェニファー」
「どうしたんだい、ジェニー。元気がないじゃないか」
「わたし…サイモンのことが…いえ、なんでもないわ」サイモンはリサのことが好きに決まってるもの…。
ジェニファーとクリスが朝食を食べていると、リサとマイクがリビングに入ってきました。二人はいつでもいちゃいちゃしています。
「ああベイビー、今日も本当にキレイだよ」
「マイク、あなただって今日は格別にハンサムだわよ」。アハハ… アハハ… アハハ…
ガチャ。
「リサ、ちょっと話があるの」。
「いいわよ、何かしら」
「サイモンはあなたのことを…」
「えっ そうなの」
男3人が住む家です。
「リサじゃないか、珍しいな、どうしたの」サイモンは実は緊張でガチガチです。マイクもクリスも留守です。
「あたいが欲しいんでしょ、サイモン!」
「うわああああ」
突然のことに、サイモンはビックリしています。
「あたい、サイモンはとってもセクシーだと思うわ」
「でも君にはマイクが!!」
「ナンセンスなことはノーサンキューよ、サイモン。わたしを欲しくないの」なんだか横文字の多い会話です。さすがカリフォルニアです。
「えらいもん見てもーーたーーーーー!」ダッダッダッダッ
「サイモンとリサがああ!!」
「なになに、どうしたの、クリス」
ぎゃあああああ!なんなのよ、アンターーー!クリスはずっとジェニファーのことが好きだったのです。青春とは複雑なものです。
やーめーてーけーれーーー!ファッキュー!!ガッデム!!
リサの雄叫びがカリフォルニアのとある街に響き渡りました。